8月に入ってから、久し振りに読書を楽しんでいます。
特にこの夏休み、集中して本を読んでますよー。
主に伊集院静の本。
…いいですねー。 すごくいいです。
「なぎさホテル」。
「いねむり先生」。
「大人の流儀」。
「伊集院静の流儀」。
その中でも、「なぎさホテル」と「いねむり先生」は
自伝的小説という形で綴られていて、とにかく中身が素晴らしいですね。
この2冊の本は、無頼と絶望の日々を過ごしていた著者が、穏やかで
暖かい人たちと関わり、いつしか再生していく、という実際の物語です。
深い悲しみを体験している著者ですが、その体験があったからこその
優しい眼差しも随所に感じられて、胸がいっぱいになりますね。
やっぱり本っていいな~と、改めて思いました。
写真
①いいですねー。伊集院静は。
②個人的には「なぎさホテル」が特にお勧めです。
僕も学生時代、逗子のスナックで歌をうたわせてもらっていたこと等があり
そういうことも影響してるのか、本の中に出てくる地名や風景などが
懐かしく身近に感じられました。
著者を温かい目で見守るI支配人とその周囲の人たちとの関係がとにかく素晴らしいですね。
(横向きの写真になっちゃってゴメンナサイ)